年代によるレタードセーターの違いとは?
2022/10/08
古着にはさまざまなアイテムがありますが、その中で人気が高いのがレタードセーターです。
レタードセーターは、年代によって異なる特徴を持っています。
そこで今回は、年代によるレタードセーターの違いについて解説いたします。
年代によるレタードセーターの特徴と違い
レタードセーターの特徴
「レタードセーター」とは、胸や脇、袖などにアルファベットの頭文字をつけたセーターのことです。
学校やチームの応援などで着用されたことから、「スクールセーター」や「チアリーダーセーター」といった呼び方もあります。
主な素材はウールで、袖と裾にたっぷりのリブがあり、体にフィットした仕上がりが特徴です。
40年代のレタードセーター
40年代のレタードセーターの特徴は、もちもちした弾力とニットの厚みです。
素材がウールのため肌触りがよく、チクチクすることもありません。
胸につけられたアルファベットのワッペンは大きめで、背中は比較的すっきりとしたデザインとなっています。
50年代のレタードセーター
50年代は、アルファベットのワッペンがさらに大きめになっているのが特徴です。
胸の真ん中に大きなアルファベットがあり、左右のアーム部分にも数字やラインなどのワッペンがついています。
目の詰まった上質のウールのため、非常に暖かいセーターです。
60年代のレタードセーター
60年代に多く見られるのが、「腹巻リブ」と呼ばれるロングタイプのスタイルです。
首のスタイルにも変化が見られ、Vネックやボートネック、丸首など種類が豊富です。
胸の中央のアルファベットにイラストを加えてデザイン性を増しているのも、60年代ならではの特徴です。
まとめ
今ではもう手に入らないレタードセーターは、年代ごとに特徴が異なるのが魅力です。
気になる年代のレタードセーターを探すなら、古着屋に行ってみてはいかがでしょうか。
大阪にある当店では、店舗およびネットショップで1点物の古着を販売しております。
どうぞお気軽にご利用ください。